『センチュリオン』とは、古代ローマ時代の百人隊長を意味します。
私たちは、中小企業を護る百人隊長のような存在になりたいです。
まずは、「経営理念」を設定します。うちは小さな会社だから「経営理念」なんてまだ要らない、そう考える経営者の方も多いでしょう。大きな会社だから「経営理念」があるのではなく、「経営理念」があったから大きくなったのです。「経営理念」は会社の目的・存在意義です。これを社内で、たとえ従業員が一人であったとしても設定し共有する必要があります。
経営計画では、具体的な売上・利益目標などの「事業計画」、いつ何に投資をするかの「投資計画」、資金の状態と調達の為の「資金繰計画」、組織の状態と人員採用のための「人事計画」を策定します。やれる事ではなくて、やりたい事という視点からの計画が重要となります。やりたい事を実行する時、人は本来持っている実力を発揮しモチベーションも維持できます。
経営計画実現のための、各分野における具体的な戦略・戦術の策定をします。戦略は実現の為の作戦であり、戦術とはその作戦を具体的に実行するための行動計画です。
この結果の検証が実は経営計画以上に重要です。というのもこの検証を通じて、結果を感覚的ではなく実数値として確認し、戦略・戦術が正しいのか方法を変える必要があるのかを検証します。また、社会状勢や市場が変化し見込んだ実績を上げることが出来なければ、戦略・戦術を即時変更しなければなりません。そのためには、タイムリーな実績検証が必要であり、これが会社の命運を分けます。
戦略・戦術を実践するのは、会社のスタッフです。スタッフのモチベーションは、やり甲斐と自分の価値認識と給与です。年功序列ではないのは当然ですが、人事評価制度により会社の向かいたい方向に導き、会社の望む人材とはどんな人で、何をすれば評価されるのか明確に開示する必要があります。その構築により、会社は一つとなり、スタッフが自主的、能動的に行動し、目的を共有して大きな成果となります。